【昨年度参加者の声】溝渕 史乃さん
昨年度の名古屋女性スタートアップ・ラボに参加してくださった方の声をご紹介します。
溝渕 史乃さん
研究会に参加した当時はどんな状況でしたか？
個人事業主で、法人企業から仕事を請け編集とライティングをやりながら、植物療法のスクールで学んでいました。植物療法のディプロマを取得し、娘の湿疹を改善させた植物療法の知恵を反映させた商品づくりをしたいと思っていたタイミングでこの研究会に参加。実際にビジネスを行われてきたHASUNAの白木さんや中島さんがナビゲーターだったことが参加の決め手でした。
影響を受けたプログラムは？
初回講座で「事業とは市場を作ること」と教えていただいたこと、それに続く中島さんによる相談会で「物作りよりも先に顧客作りから」というお話に目を見張る思いでした。というのも、当時私は商品開発にばかりに頭がいっていたからです。実際に市場調査をしてみると、オーガニックベビースキンケアの市場は約10億円とあまりに小さい。私が作ろうとしているものは赤ちゃんだけに作用するものでなく、肌に湿疹がある方であれば効果的なものなので、「もっと大きな視点で製品を打ちだそう」と気づきました。
また、白木さんから「未完成でもよいのでとにかく思いを発信すること」というお話があり、覚悟ができました。インスタを中心に発信していくと、講師の依頼があったり、情報が集まってきたりしたので、発信がいかに重要か身を以て知りました。
後半の中島さんとの相談会で、私の実現したいビジョンが「薬に頼りきるのでなく、植物のパワーでセルフケアを行うことが当たり前の世界の実現」と明確になったことも収穫でした。
今後の展開は？
いかに湿疹に効かせるかという視点でのレシピは作り上げられたので、今後は製造パートナーと共に販売できる状態に仕上げていきたいです。引き続き発信も強化し、植物療法の講座を行っていくことで、ビジョンへ共感していただく方とつながりたいと思っています。そのためにWEBメディア「PHYTO REMEDY〜植物ぐすりでキレイになる〜」、オンラインショップ「PHYRO REMEDY HOUSE」、各種講座を展開していきたいと思います。
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