7/28(水)に、NAGOYA WOMEN STARTUP LAB. 2021 スタートアップ・ラボ プログラム【第3回 利益を持続的に出すビジネスモデルをつくろう 】を開催しました。
当初オンラインのみでの開催予定でしたが、リアルとオンラインのハイブリット形式での開催となりました。ナゴヤ イノベーターズ ガレージに来るのは初めてという参加者もいて、建物の開放感に圧倒されていました。また、オンラインでしか交流がなかった参加者同士が、リアルの場で会うことができ、グループシェアの時間や終了後もお互いの事業の進捗や悩みなどを相談し合う場面がつくれました。
グループごとに分かれ前回のふりかえりをしたあと、ビジネスモデルとビジネス相関図についてのレクチャーがありました。ビジネスをだすということは事業にとって非常に重要なことであり、ビジネスモデルとはどういうものかについて説明がありました。
ビジネスとはビジネスモデルであり、売る人と買う人がいる。売上を上げるだけではダメで、利益がいくら上がるかが重要。赤字があると持続しない。手元にお金が残らないと次の投資ができない。商品の調達ができない。利益が出ない原因がどこにあるのか、要素を分解しないとわからないことがある。きょうはビジネスモデルを整理する2つのパターンを紹介します。
なぜビジネスモデルを整理するのが必要なのか?
・フローとストックを整理する
・ビジネスモデルの最適化
・新しい可能性の発見
ビジネスモデルキャンパス:
・ストックとフローが整理できる
ビジネスモデル相関図:
・フローが整理できる
個人ワークで実際にビジネスモデルキャンパスとビジネスモデル相関図を書き込み、グループでシェアして、互いのビジネスモデルを紹介しながら、自身のビジネスモデルを見直しました。
参加者の声
- ビジネスモデル相関図は定期的に見直して更新していくことが大事ということや、ビジネスモデルキャンバスはついつい自分の持っているもの、やっていることから埋めてしまいがちですが顧客側から考えるという大事な視点に気づくことができました。また、グループトークではビジネスの型を作ってその型自体を販売する、という視点のアイデアも頂き、自分にはない視点の気づきがいただけました。
- 「ビジネスでは、フローとストックが重要!」これは、ビジネスだけじゃなくて、家の収納だったり身近な問題解決に色々応用できる本質的な思考だと感じました。また、「ビジネスモデルで大切な点は、常に青写真を描きながらどうやって次の段階、次の段階に移していくか?」この俯瞰した視点と先を見る姿勢を意識したいです。
- B to C、B to Bを決める目的の違いについてとてもわかりやすく理解できました。B to Bは下請け。販売ルートの選び方で自分がどんなポジションになるのかを全く意識したことがなかったのでとても勉強になりました。
- 「ビジネス相関図」これを描くことによって、自分の立ち位置が可視化できたので今後どうしたら理想の形を描けるか客観的に分かったように思います。
- ビジネスモデルキャンパスビジネスモデルの構築を、具体的に教えていただけたことで、今まで見えていなかった視点を持つことができました。
—–
NAGOYA WOMEN STARTUP LAB. 2021 スタートアップ・ラボ プログラム
タイトル:第3回 利益を持続的に出すビジネスモデルをつくろう
日時:2021年7月28日(水) 10:00-12:00
会場:リアルとオンラインのハイブリット開催
【リアル】ナゴヤ イノベーターズ ガレージ コラボレーション・エリア
(〒460-0008愛知県名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク4F)
【オンライン】オンライン(Zoom)
ナビゲーター:白木夏子|起業家/ジュエリーブランドHASUNA Founder&CEO、中島康滋|サスティナブル・ストーリー株式会社 代表取締役
参加者:18名、ビデオ受講:7名