[開催レポート] 9/25(水)【地方創生×起業ーハピキラFACTORYの事例ー】 なごやみらい企業創出プロジェクト オープンセミナー

なごやみらい企業創出プロジェクト オープンセミナー
【地方創生×起業ーハピキラFACTORYの事例ー】を開催いたしました。

講師として、正能茉優さん(株式会社ハピキラFACTORY代表取締役/慶應義塾大学大学院 特任助教/大手電機メーカー正社員)、ナビゲーターとして、白木夏子さん(起業家/ジュエリーブランドHASUNA Founder&CEO)をお招きしました。

地方にある魅力的な商材をかわいらしくプロデュースし、東京や海外で発信する「ハピキラFACTORY」を大学時代に起業した正能さんに、地方創生への具体的な取り組みと、社長業と大手電機メーカーの正社員を兼業しながら働くパラレルキャリアの実践者としての働き方も掘り下げてお話いただきました。

ハピキラとして、地方創生・プロデュースをするきっかけとなった仕事 ~大学時代に出会った長野県小布施町~

まず正能さんの紹介の後は、正能さんが地方創生に関わるきっかけとなった、大学在学中の長野県小布施町との出会いと、
最初のプロデュース商品となった「かのこっくり」の誕生~2000個を売り切るまでの話を包み隠さずお話いただきました。

販路がなければ、販路ごとつくる

ハピキラのスタンスは、
・ものをつくるよりも、モノを売ること
・販路がなければ、販路ごとつくること
・ものづくりよりも、組織づくり
ときっぱり。実例をまじえながらユーモアたっぷりに話す正能さんの話に、参加者はどんどん引き込まれていきました。

ミレニアル世代の働き方・価値観

正能さんはミレニアル世代の働き方・価値観として、
仕事もプライベートも全部、同じ「時間」というテーブルの上に出した上で、

「自分で人生の時間配分を決めている」

と言い、その配分や判断基準についても実例を交えながらわかりやすく伝えてくださいました。

「1時間当たりの、わたしの価値をどう高めていくか」

仕事については、そんなに時間を割きたくない、お金は欲しい。
そんな中で、「1時間当たりの、わたしの価値をどう高めていくか」
ということを考え、その中で自分にできるのは『オンリーワン』になることだと決めて、色々な選択をしているというお話でした。

その後、参加者からの質問タイムでは、色んな立場の方から、様々な質問が出ました。

どんな質問にもまっすぐに、色々な角度からたとえ話を上手く使いながら回答している姿に、
「どうやったらそんな風にうまく話せるようになるんですか?」という質問が出る程。

質問者からのパスや、参加者が聞きたいというポイントを、
白木さんやわらかくつないでくださり、どんどん会場の雰囲気も一体感が出て、同時に何名も手が挙がっていました。

なごやみらい企業創出プロジェクト オープンセミナーとしては初めての回でしたが、
多くの方にご参加いただきました。

次回以降も、東京や世界で活躍する女性起業家を講師としてお招きし、女性が生み出すビジネスの視点やスタートアップとして事業成長していくためのヒントをお話いただきます。
どなたでもご参加いただけますので(参加無料)、お申し込み・ご参加お待ちしております!

https://sstartup.jp/nagoya-mirai/2019/openseminar/

 

【地方創生×起業ーハピキラFACTORYの事例ー】

開催日:2019/9/25(水) 13:30-15:00
会場:ナゴヤ イノベーターズ ガレージNAGOYA INNOVATOR’S GARAGE
(名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク4F)
講師: 正能茉優(株式会社ハピキラFACTORY代表取締役/慶應義塾大学大学院 特任助教/大手電機メーカー正社員)
ナビゲーター:白木夏子(起業家/ジュエリーブランドHASUNA Founder&CEO)

参加者:48名

 

Photo&Report となりのデザイン/梶 景子