佐藤 真琴 (Makoto Sato)

株式会社PEER 代表取締役

看護学校の実習で白血病の患者と出会い、がん患者のウイッグと地域ケアの必要性を知る。在学中に中国へ渡り、資金5万円でピアを起業。医療と生きるすべての人へ、抗がん剤治療などの脱毛時期の過ごし方を一緒に考え、値ごろ感あるウィッグを提供する個室専門美容室ピアを運営。現在は、全国の理美容室と連携し、ピアのウィッグと相談場所を提供している

静岡大学大学院
工学研究科事業開発マネジメント専攻修了(テーマはソーシャルビジネスにおけるものづくりとサプライチェーンについて)。1977年生まれ、看護師/工学修士。

08年、静岡県男女共同参画社会づくり活動に関する知事褒賞(チャレンジの部)
09年 日経ウーマンオブザイヤー09 キャリアクリエイト部門5位
09年 経済産業省ソーシャルビジネス55選掲載
09年 第8回日本商工会議所女性起業家大賞 スタートアップ部門特別賞
13年 内閣府女性のチャレンジ賞
14年 静岡ニュービジネス大賞特別賞
16年 TEDxHamamatsuスピーカー

東海若手起業塾1期生
ISL社会イノベーターズ公志園4期生
一般社団法人ファシリテートネットワーク理事
NPO法人 がんノート理事
NPO法人 静岡共育ネット理事
浜北区協議会協議会委員
富士市産業創造支援センターエフビズ ビジネスアドバイザー
浜松市役所市民協働課協働推進委員会委員
新城市振興自治推進委員会委員
社会福祉法人朋友会理事

 

メッセージ

愛知COMPASSにエントリーされる皆さま、こんにちは。メンターの佐藤真琴です。
私は看護学校の実習でがん患者さんのウィッグが高いとか、治療中の日常生活のことを安心して相談して解決できる場所が殆どないことを知り、PEER(ピア)をつくりました。

現在は、がんなどの治療や、脱毛症などで髪が抜ける時期を過ごす患者さんが気軽に話せる場所と、その時期に必要な帽子やウィッグを自社製造し値頃感ある価格で販売する事業を行っています。このような社会課題といわれる困りごとは、何気なく日常を過ごしているとあまり出会うことはありません。当事者になる、当事者に出会う、といった「困った」に直面したときに、始めて知るものです。知った人たちは、次の人のために解決の手段を残すことができます。そうなった時に困らないように、その課題に先に出会った人が課題を解決する仕組みを作ることができます。社会的事業は、そうして作られてきました。

これから社会課題を解決させていきたいと考える人達へ、愛知COMPASSは事業化の支援をしていくプログラムです。私は、自分自身も起業家で、今でも悩みながら苦労している経営者です。12年前に社会起業塾を修了し、それからは課題に挑む人たちの相談に乗ったり、一緒に事業を立ち上げてきました。エントリーする皆さんの頭の中身の整理整頓と可視化で、事業を加速させるお手伝いをいたします。多くの皆さんのエントリーを楽しみにしております。

COMPASS 2020 参加者募集中!!

愛知県主催 女性起業家のためのメンター伴走支援プログラムCOMPASS
 
ぜひこの機会に、あなたのビジネスを成長させていきましょう!